札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光
日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子
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記念すべき第50回パイプオルガン定期演奏会が開催されました。実行委員会の皆様のお働き、そして教会員皆様のお働きに感謝いたします。大塚直哉さんによる演奏は、プログラムの前半と後半それぞれの最後に大曲をもってこられいずれも圧巻でした。特に最後のリストの作品は強烈に印象に残りました。下降する半音階の主題が、十字架の苦痛、呻き、世の罪というものを、これでもかというほど執拗までに描き出し、絶望の内に哀しく力尽きたかに思われたところで、バッハカンタータでも度々用いられているコラール「神のなさったことは全て良い」(Was Gott tut, das ist wohlgetan 讃美歌21 527番)が静かに清らかに響き始めるのです。それは、「この十字架にこそ神の贖いの業があったのだ」という賛美にほかなりません。この527番の歌詞には「み神の御業はすべて正しい。飲むべき杯、苦いとしても、ためらうことなく、主より受ければよろこびとなる」(3節)とあります。すると、翌日曜のチャペルコンサートで、北星附属吹奏楽部の皆さんが歌ってくださった歌の歌詞にも「たとい主から差し出される杯が苦くとも、恐れず感謝を込めて、愛する手から受けよう」と。二つのコンサートは豊かに福音に生きる希望と力を証ししていました。忘れられないひと時となりました。
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