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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2024年10月9日


北海道に展開するチョコレート専門店「ショコラティエマサール」。ご存知の方は多いのではないでしょうか。会社現代表の曽祖父に当たる人物は、かつて「フルヤのミルクキャラメル」「フルヤのウィンターキャラメル」で親しまれた古谷製菓の創業者・古谷辰四郎氏(1868−1930)。北海道の菓子業界における先駆的な存在として知られます。近江から渡道し、狸小路で乾物の小売店を営んでいましたが、店舗を南1西1に移転、事業を拡大し菓子製造も始めました。今から約百年前の1925年にミルクキャラメルを発売しました。古谷辰四郎は、1900年9月、後の第2代牧師となる海老沢亮らと共に田中兎毛牧師より受洗した教会員でした。初期の札幌組合基督教会を中心的メンバーとして形成し、藤井太三郎、専蔵親子ら、また太三郎のもとで下積み時代を過ごした中村信以らと共に教会の運営を財政面からもおおいに支えました。昔の教会報「北海光」には、新会堂建築委員として長年尽くされていた様子が伺えます。(貴重な記録が詰まっている明治から昭和初期の教会報「北海光」「北光」。電子保存化が必要ですね。)

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