札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光
日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子
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「教会の主意」「信仰の告白」「受洗者に尋ぬる条目」「会員の誓約」は、いずれも札幌組合基督教会時代の信仰告白、教理問答、教会法で、教会暦の節目節目に朗読、唱和されていました。
組合教会は個々の教会の自給自立を重んじていたため、各教会ごとに少しずつ異なる独自の告白文を持っており、現在でも朗誦する教会がありますが、北光教会では日本基督教団への合同以後、忘れられていました。
往時の信徒たちの信仰をいきいきと伝えており興味深いものです。
凡そ天地てんちの中うち誰たれか天父てんぷの恩恵めぐみを蒙こうむらざるものあらんや
世よの人ひと誰たれかイエスキリストの救拯すくいに依よらずして神かみの国くにに入いることを得えんや
我儕わなみ幸さいわいに聖霊せいれいの啓導みちびきに依よりて天父てんぷの鴻恩めぐみに感かんじキリストの仁愛いつくしみに浴よくし罪つみを悔改くいあらためて主しゅに帰きし天国てんごくの嗣子よつぎたるを得えたり
乃すなわち茲ここにイエスキリストの聖名みなに依よりて教会きょうかいを設もうけ心こころを協あわせて天父てんぷを拝はいし意こころばせを竭つくしてキリストを愛あいし互たがいに相愛あいあいし相助あいたすけ潔きよき生活せいかつを為なし且かつ神かみの国くにを拡ひろめ以もって聖旨みこころの天てんに成なる如ごとく地ちにも成なさしめんことを期きするものなり
我儕わなみは天地てんちの主宰しゅさいにして人類じんるいの父ちちなる独一どくいつの神かみを信しんず
我儕わなみは人類じんるいを救すくはん為其ためその生命いのちを捐すて給たまひし神かみの子こイエスキリストを信しんず
我儕わなみは新あらたなる生命いのちを與あたへ給たまふ聖霊せいれいを信しんず
我儕わなみは聖書せいしょを以もって我儕わなみの救すくいに必要ひつようなる天啓てんけいを有ゆうする経典けいてんなりと信しんず
我儕わなみは永遠えいえんの生命せいめいと正ただしき賞罰しょうばつとを信しんず
我儕わなみは洗礼せんれいと聖餐せいさんとを以もって我儕わなみの守まもるべき礼典れいてんなりと信しんず
己おのれの罪つみを悟さとり悔改くいあらためてキリストを救主すくいぬしと仰あおぎ尊とうとむか
己おのれの身み及および何者なにものよりもキリストを愛あいし凡すべて神かみの聖意みこころに協かなはざることは之これを棄すつる決心けっしんあるか
教会きょうかいの主意しゅいを奉ほうじ信仰しんこうの告白こくはくを承認しょうにんし此この教会きょうかいと心こころを一いつにして何事なにごとも神かみの栄光えいこうの為ためにするの心こころあるか
イエスキリストの命めいに従したがひ洗礼せんれいを受うくる心こころあるか
我儕わなみは主しゅの日ひを守まもり相集あいつどふて天父てんぷを礼拝れいはいし各おのおのの分ぶんに応おうじて主しゅの工たくみを勉つとむべし
我儕わなみは家庭かていを潔きよめ人倫じんりんの道みちを尽つくすべし
我儕わなみは博愛はくあいの心こころを養やしなひ艱難かんなん相助あいたすけ窮厄きゅうやく相憐あいあわれむべし
我儕わなみは愛国あいこくの精神せいしんを保たもち国家こっかの良民りょうみんたらん事ことを期きし正義公道せいぎこうどうに依よりて社会風教しゃかいふうきょうの改善かいぜんを図はかるべし
我儕わなみの中うち信仰しんこうを誤あやまり道みちに背そむく者ものあるときは馬太マタイ伝でん第だい拾八じゅうはち章しょう第だい拾五じゅうご節せつ以下いかの教訓きょうくんに従したがひ親切しんせつに忠告誘導ちゅうこくゆうどうし容易よういに其人そのひとを捨すてざるべし
希ねがわくは神其恩愛かみそのおんあいの指導しどうを垂たれ給たまひ我儕わなみをして此誓約このせいやくを全まっとふするの力ちからを下くだし給たまはん事ことを
アーメン
- 『参考』
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マタイによる福音書18:15 以下
「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。
言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。
すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。
それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。
教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。
はっきり言っておく。
あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。
また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。
二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」
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