札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光
日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子
>札幌北光教会/トップ >牧師紹介・説教 >からしだね >2017年9月4日
昨年5月に召された近江芳子さんの所有されていたリードオルガンが、ご子息のご厚意により教会に寄贈されました。「ぜひ教会で使って頂きたい」とのお言葉に、お母様への愛を感じ、感激いたします。
Cスケール49鍵盤(ヤマハの前身・日本楽器製造株式会社製)の小型オルガンは、近江芳子さんの祖父・森下豊三郎さん(北光教会員)が、子どもたち(近江さんの母・中村淑子さん)のために購入されたものです。その当時、一般家庭にオルガンがあるなど大変珍しく、近所に響く音色は母・淑子さんが通った尋常小学校でも話題になったそうです。ご家族で賛美を歌われた楽しく美しい光景を想像します。
製造番号から1914年頃(大正3年)製造と判明しました。100年以上経過したオルガンですが、丁寧に補修され今も情緒豊かな音色を響かせることができます。近江さんがお母様を偲びつつ日々愛用しておられたことの証しです。
小さな大オルガンに込められた森下家の祈りと賛美が教会に受け継がれました。神の家族としての教会であることを想います。一階集会室をご見学下さい。
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