札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光

日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

札幌北光教会/トップお問い合わせ
札幌北光教会/トップキリストの招き平和宣言過去の信仰告白オルガン結婚式・葬儀アクセスマップfacebook
教会案内礼拝案内集会案内牧師紹介/説教納骨堂/クリプト北光貸し会議室

>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2015年7月13日


パン裂きによる聖餐を朝夕の礼拝でそれぞれ初めて執り行わせていただきました。実は金曜日夕刻に、献品頂いたパンを用いて濱先生夫妻と共に、礼拝堂で実際に練習し、流れを確認した上で「本番」に臨みました。ナインの村の母を憐れんだイエスの「憐れみ」がテーマの説教でしたから、「憐れみ」が意味する「引きちぎられるような痛み」「断腸の思い」に重ね合わせつつ一つのパンを裂きました。人数分を3人の教師でちぎるのは、時間との勝負でもあります(1人で約50〜60人分をちぎります)。冷静を装いつつ、内心はパニックになりながら、一口大にちぎって、ちぎって、ちぎって…、いま何個ちぎったっけ?

ちぎり終えたパンは、見るも無残で、「みっともない」「もったいない」「おいしそうでない」の3拍子が揃っています。しかし、そこには、主イエスの生涯の歩みが象徴され、そして私たちを生かすためにキリストを与えられた神の憐れみを「痛感」させるものがあります。ちぎられたパン、そして杯を通して、神様の与えて下さった新しい「契り」を、共に確かめあうことができました。初めてのパン裂きのこと、わたしにとって一生忘れることはないでしょう。しかし、本当は毎回の聖餐を忘れ得ぬものにしたいものですね。

「わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。わたしは、あなたと契りを結び、正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。」(ホセア2:21)

前のページに戻る

お問い合わせ北光幼稚園

個人情報保護方針について