札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光
日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子
>札幌北光教会/トップ >牧師紹介・説教 >からしだね >2021年7月26日
- 牧師：指方 信平
- 更新日：2021年7月26日
オリンピックの影響が今後どのように現れてくるでしょうか。なし崩し的にもはや止まることを知らないその様子は、先日熱海で発生した土石流とどこか重なるように思えます。「安心・安全」をひたすら連呼するしかできない様は、必死に神話の幻にしがみついているように思えてなりません。オリンピック招致演説における原発事故の「アンダーコントロール」発言然り。
「平和がないのに、彼らが『平和だ』と言ってわたしの民を惑わすのは、壁を築く時に漆喰を上塗りするようなものだ。漆喰を上塗りする者に言いなさい。『それは、剥がれ落ちる』と。豪雨が襲えば、雹よ、お前たちも石のように落ちてくるし、暴風も突如として起こる。壁が崩れ落ちれば、『先に施した上塗りはどこに行ったのか』とお前たちは言われるに違いない。」（エゼキエル13:10以下）。豪雨、雹、暴風、災害相次ぐいま、この聖書の言葉を思い起こします。「平和の祭典」といわれているオリンピックの本質が問われる中で、来週、平和主日を迎えることの意味を見つめましょう。
⇒ 前のページに戻る
