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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2016年8月29日


「エイ!」とテント内に響く掛け声。先週、北海道をトリプル台風が襲う中、土谷直穂実さんが園長を、土谷良治さんが理事長を務められる元江別わかば幼稚園にて、新園舎建設の起工式(鍬入れ)が行われ、司式を仰せつかりました。式前の控室で新園舎の完成予想図を拝見しました。真っ先に目に入ったのは同園のシンボルマーク、オリーブの葉を加えた鳩(ちょっと鳩サブレーに似ている?)でした。それを見ながら、この雨天は、決して「あいにくの天気」ではなく、まさしくこの園を象徴する天気なのだと感じました。洪水が続く中、箱舟のノアに、地上が表れていることを知らせたのは、夕刻オリーブをくわえて帰って来た鳩でした。ノアにとって、再び訪れる不安な夜を前に、鳩がくわえるオリーブは主が確かに自分たちを心に留めて下さっている希望の証しでした。雨の中の起工式、それは恐れや困難の先に主が備えて下さっている新たな歴史の始まりの予告です。そんな主の守り導きを、こどもたちに証しする園となりますように。前日には教会の皆で羊さん(ジンギスカン)をたらふく頂き、なんだか聖書動物園のような二日間でした。

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