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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2018年4月2日


「三寒四温」(「3階シオン」−北光教会の部屋の名称−ではありません)は、本来冬のリズムを表す言葉ですが、一般には春の訪れを示す言葉として用いられていますね。牧師館の雪もほとんどが解けました。そして毎年驚くのが枯葉の多さ。雪降る前にあれほど掻き集めたのに…がくっ。

「意味ないね、この落葉は。永い冬の間、昼も夜も、雪の下積になって我慢して、いったい何を待っていたのだろう。ぞっとするね。雪が消えて、こんなきたならしい姿を現わしたところで、生きかえるわけはないんだし、これはこのまま腐っていくだけなんだ」(太宰治「春の枯葉」)。ゴミ袋に詰めながら、そんな一節を思いました。所詮、苦難や忍耐の先に希望などないのだ、そんな空しさが漂っています。そんな「春の枯葉」のような現実を多くの人が経験しています。「草は枯れ、花はしぼむ。主の風が吹きつけたのだ。この民は草に等しい。草は枯れ、花はしぼむが、わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ」(イザヤ書40:7−8節)。キリストの復活、それは神の言葉の永遠性です。空しく無きに等しい者の内に、その全ての愛を注がれる神が今日、生きています。

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