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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2020年7月20日


先週、「目を上げて畑を見なさい。色づいて刈り入れを待っている」(ヨハネ4章35節)のみ言葉から説教を準備している時、ふとSさんのことを思い出しながら、讃美歌を口ずさんでいました。「垂(たり)穂(ほ)は色づき敏(と)鎌(がま)を待てり、いざいざ刈らずや、時過ぎぬ間に♪」(T-504番)。Sさんの愛唱讃美歌でした。そして金曜の夜、おおよそ説教の準備が終わり牧師館へと帰る途で、ご逝去の知らせを受けた時、不思議な思いが致しました。そして迎えた日曜日の礼拝の時間には、久しぶりの教会で主にあって満ち足りて眠るSさんがおられました。主の眼差しには、色づき輝く実りとして見出されていたでしょう。

昨年、教会員数名と訪問した際、持参したパウンドケーキをご所望でしたので、ほんのひとかけらを口の中に入れて差し上げました。目を閉じてしばらく味わわれ、そのまま睡眠をはじめられたのではないかと思った次の瞬間、「バターの風味が足りません。もう一口ください」。さすがの一言に仰天でした。Sさんもご自分で可笑しかったのでしょう。皆で大いに笑いました。じっくり味わうお姿が印象的でした。きっとそのように喜びにも悲しみにも神の恵みをじっくり味わいながら過ごされたのです。「味わい見よ、主の恵み深さを。いかに幸いなことか、御許に身を寄せる人は…主を畏れる人には何も欠けることがない」(詩編34:9)

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