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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2017年3月13日


長男(小学4年)の小学校で、「2分の1成人式」という式が行われました。10歳の節目に合わせ、子ども自身が、育ててくれた人への感謝と共に、自分の成長を振り返り、将来を展望するというもの。私の頃は昔の元服にちなんで15歳の時に「立志式」なるものがあり、自立への自覚を促された記憶があります。今は、卒業(園)式シーズン。そしてこれから入学(園)式が行われます。私たちの教会からもこの度、大学進学する若者が東京へと羽ばたいていかれます。

私たちにとって、最も身近な式とは礼拝式でしょう。「式典」と言うと、堅苦しいイメージを持ちがちですが、確かに礼拝は、単なる朝礼ではなく、神の前に生かされてある自分を自覚する毎週の大切な「式典」です。それも特定対象者だけのものではなく、大人もこどもも、どんな人生の状況の中にある人も呼ばれている式です。この式を通して、愛の神の似姿である自分と他者を確かめ続けるものでありたいと思います。 教会に試験はありませんが、礼拝という「式」を抜きに、「答え」は導き出されないのかもしれません。

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