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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2018年5月14日


札幌北光教会の別帳会員の方(1964年高校1年で受洗)が、先週仙台で召されました。別帳会員の多くは消息不明の方々です。しかし、ご逝去に際してご遺族が北光教会を思い出されたのでしょう。現地の葬儀社から「仙台市内の教会を紹介してほしい」との依頼がありました。日程からわたしが伺うこと適わず、仙台北教会の小西望牧師に電話しましたところ、ご多忙にも関わらず、「なんとか致しましょう」とお引き受け下さり、すぐさまご自宅へ枕辺の祈りを献げるため向かって下さいました。

北光教会資料室に、この方が受洗された時の信仰告白が保存されていました。そこには小学3年の頃に発病した化膿性関節炎の苦しみが記されていました。過酷な入院生活の様子、母の涙、神に助けを求めても一向に改善せず失望した日々のこと、北光教会の夏期修養会で参加者の証しに心打たれて涙したこと、この試練も恵みと受け止めることができ、主の愛を信じ離れずに生きようと決心した時、心の重荷がはずれて涙が止まらなかったことなど、印象深く記されていました。

その後約50年間、この方がどのような人生を歩まれたのか、どうしても<別帳>の二文字が気がかりでした。小西牧師より「大学から仙台に、仙台の教会に一時通われた模様、やがて東北薬科大学の教授をされた方」とお知らせがありました。きっとご自身の病苦の経験が薬学に貢献する道に結びついていったのでしょう。神様にとっては決して<別帳>ではありませんでした。絶えず主に導かれ、また主に委ねながら精一杯に歩むべき道を歩み抜かれたのです。その信仰に基づいて葬儀が執り行うことができたことは、主の導きの証しと言えるのではないでしょうか。主のご用と信じ、労を惜しまず引き受けて下さった北光教会出身の小西牧師に感謝。

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