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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2018年3月12日


「からしだね一粒の信仰」、それは「わずかばかりの信仰」ではなく、「神は愛なり」「主、我を愛す」と真実だと信じる「素朴で素直な信仰」のことだと思います。いま流行りの言葉に便乗すれば「素種〜(そだね〜)」です(最近の凍結路面以上にスべった感がありますが)。
普段わたしたちはどれだけ複雑に難解に心煩わせていることか。そうして素朴・素直に神の愛を信じ喜べない自分にうんざりすることもしばしば。実は、説教を準備する時も、説教を聴く時も、実はそんな頑なな自分自身との闘いだったりします。

説教について感想や批評して下さる方がいることは本当に感謝なことなのですが、わたしにとって最大の批評者は自分自身です。余計な不純物なく素直に、素朴に、素の神の愛を語れたか、そして感謝して語れたか、これは一生の作業だと思います。これはまたオルガニストや司式の方々にとっても同じ心境でしょうし、礼拝会衆一人ひとりにとってもそうだと思います。そういう作業が心の中で繰り広げられていること自体が、聖霊の働きなのではないでしょうか。

神の愛を語り、奏で、歌い、信じ、皆で「そだね〜(=アーメン)」と言える礼拝にしていきましょう。

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