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>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >からしだね  >2017年7月18日


8日(土)、今年もレーンさん夫妻の墓前礼拝が円山で行われました。猛暑の一日でしたが大勢が集い、兄姉に主の平安を祈ると共に、この時代状況の中で平和への思いを確かめ合いました。墓前礼拝後、昨年発見されたドーデー宣教師(1844〜1919)の墓前にも参りました。

ドーデー師は、ローランド宣教師(ポーリン・レーンさんの父)と共に鳥取で活動された後、ローランド師が札幌に移られた翌年(1897年 北光教会創立の翌年53歳)、追いかけるようにして札幌にやってこられ、召されるまで奉仕されました。両者には、きっとこの異国の地で家族のような堅い絆があったはずです。

お墓の土台に刻まれた詩「I shall see him face to face ,and I tell the story“Saved by Grace”」は、ドーデー宣教師の愛唱讃美歌「Saved by Grace(ファニー・クロスビー作)」の一節であるということが判明しました(54年度版讃美歌518にも収められています)。墓前で、この愛唱讃美歌を歌いましたが、もしかすると、それは1919年の納骨以来のことだったのかもしれません。約1世紀の時を経て響いた愛唱歌は、眠りに就くドーデー師へのサプライズとなったでしょうか。

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