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日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

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生物は、生きていくために栄養分を摂取していかなければなりません。タンパク質、炭水化物、脂質は三大栄養素と呼ばれますが、それに加えてミネラル、最後にビタミンを加えて五大栄養素とも呼ばれます。ビタミンという言葉は、ラテン語の「ウィタ(命)」からきているそうです。「生きていくのに不可欠な成分」という意味です。このビタミンは、人が生きていくのに不可欠としながらも、人自身からは作り出すことができません。何かを食べることでしか、人はビタミンを摂取することはできないのです。

先日の木曜日は、イエス様の昇天日とされています。日曜日の朝にイエス様が復活されてから40日目の木曜日に、天へと昇られました。天に昇る記述は、ルカによる福音書が伝えています。復活のイエス様は弟子たちと出会われた後、どこへ行ってしまったのか。その答えをルカは、天に昇ったイエス様としました。甦ったのだから、それからもずっと文字通り隣にいて下さってもいいはずなのに、どうして弟子たちから離れていったのですか。と、問いかけたくなります。しかし、ルカはむしろそのような問いにこそ、応えてくれているように思います。復活のイエス様だからと言っても、イエス様はお一人です。イエス様を呼び求める人たちは、今では世界中に広がっています。もし地上に残ったイエス様お一人が世界中を飛び回って、一人一人と直接会話を交わそうものなら、大変なことですね。ですから、イエス様はその大変なことを別の形でなさろうとしたのです。それが、天へと昇るということです。イエス様は天へと昇ることで、弟子たちから離れ、彼らだけのイエス様ではなくなりました。天とは、ただ空の高い場所を指しているのではなく、神様のいるところを指しています。イエス様は、神様と同じ視点に立たれたのです。それにより、イエス様は世界中すべての過去に生きた人、現在を生きている人、未来に生きる人すべてを救うべき対象にして下さったのです。そしてイエス様は、ただ天へ昇って行ったのではありませんでした。弟子たちを祝福しながら、天へ上がりました。イエス様はきっと、弟子たちの目には見えなくなるくらいに離れて行っても、祝福を続けていたことでしょう。そして今もきっと、私たちのことも祝福して下さっているのです。

イエス様が祝福と共に弟子たちから離れていったということは、人々に教会の歩みを委ねて下さったのではないかと思います。人はだれでも神様の前では罪人です。それは、イエス様の直接の弟子たちも同じことです。しかし、罪人である弟子たちだからこそ、イエス様はキリスト者の群れを彼らに委ねられたのかもしれません。赦された罪人のペトロたちだから、神様の赦しという愛の奇跡を、まだ知らない人たちに宣べ伝えることを、イエス様は任せたのです。そして神様の赦しを知った罪人の群れは、教会となりました。人は神様と罪の間のゆらぎを生き続けます。しかし最後には神様の赦しを選び取って生きていくこと。そうして神様の視点に立ったイエス様が愛を持って見守っている、歩む道を祝福して下さっているという一本の筋は絶対に消えることはありません。

パウロは、教会を救い主イエス様の体に、そして教会に集う一人一人を体の部分にたとえました。キリストの体である教会を造り上げるためには、神様が招かれた一人一人が様々な賜物を頂いて、それを持ち寄って奉仕していくことが、教会形成には必要不可欠です。15節には、頭であるキリストに向かって成長していきますとあります。ここでの成長という言葉は、上へ上へと伸びることだけを意味するのではなく、大きくなるという意味も持っています。教会は高さだけ目指すのではなく、あらゆる方向へ成長する可能性を秘めているのです。

教会につながった一人一人は、生きたキリストの体の部分となります。その部分は、だれひとり欠けてはならない部分です。教会に連なるだれもが欠けてはならない部分ならば、それに加えて一人一人は、教会が生きたキリストの体であるために、そしてその成長のために必要不可欠な栄養素ともいえるのではないでしょうか。これこそビタミンC(クリスチャン)。そしてなによりもまず、私たちが神様から愛され、罪が赦されているという恵みは自分自身で獲得したのではありません。イエス様が十字架の死から復活されたというその出来事からでしか、神様の愛を獲得することはできません。神様の愛を知るために不可欠だったイエス様の復活。これこそ、キリストというビタミン。ビタミンC(クライスト)といえるでしょう。

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