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今日の聖書は、結婚式の場面です。結婚式というものは人生の大きな節目です。いつの時代も、どんな文化の中でも、人間はこのような節目の時、いわゆる「冠婚葬祭」といった儀式を行ってきました。また、人生の転機になる「退職」「卒業」などの節目も、ある心理学の研究では、「大きなストレスになる」という発表があります。

つまり、これは単なる節目ではなく、これらは同時に「人生の危機の訪れの時」でもあるといえるでしょう。

ヨハネによる福音書を読み進めていくと、主イエスは葬儀の場においても共にいて下さるということがわかります。マリアの兄弟、ラザロが死にます。もう「葬儀」自体は終わっていたかもしれません。しかし悲しみの中にあっても、主イエスが訪れて下さる。そして、ここでも奇跡を行うのです。

私たちの人生の節目、結婚式、葬儀、その他いろいろな場面で、主イエスは私たちの人生の中にいて下さり、支えて下さるのであります。

ヨハネによる福音書の最後の最後21章25節には、「イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。わたしは思う。その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。」と記されています。心に残るような表現です。この記述から分かることは、ヨハネによる福音書の著者がたくさんのことを知っていたけれども、その中から厳選してこの福音書を書き上げたということです。

ヨハネによる福音書では、7つの奇跡が記されていますが、これらの奇跡に共通していることは、「新たに造りかえられる奇跡」だといえます。病の人が癒されたり、死者が甦ったり、「人が新たに造りかえられる」奇跡が記されています。パンもまた少人数のためのパンが、大勢の人を養うためのパンへと変えられました。

与えられた聖書箇所では、水がぶどう酒へと変えられました。しかも大勢の人に飲まれるぶどう酒へと変えられるのです。6節に「そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。2ないし3メトレテス入りのものだった」と書いてあります。1メトレテスを39?とし、仮に2メトレテス半と考えても、約90?前後です。、その水がめが6つですから540?。これは、かなりの量のぶどう酒です。

なぜ、結婚式の中で、ぶどう酒が足りなくなったのか?この家族が貧しかったのではないかと考える人もいます。あるいは、予測をしない客人が多かったのかもしれません。いずれにせよ、だんだんとぶどう酒が少なくなってくる。そしてついには底をついてしまいます。この家族たちにとって、人生の節目で、とても困ったことが起こってしまうのです。そこで主イエスが最初の奇跡を起こしてくださいました。

当時の披露宴は今よりもだいぶ長く、数日間も続けて祝いがなされたようです。とはいえ、終盤にきて、さらに540?のぶどう酒が追加をされたのです。これはどう考えても多すぎます。5000人以上のパンの奇跡もそうですが、スケールが大きいことには、どんな意味があるのでしょうか。

それは「尽きることのない」ものへと変えられていくということでありましょう。皆が食べきれず、飲みきれないものへと変えられる。これらの奇跡(しるし)は、主イエスの恵みは、尽きることがないということを表しています。

水がぶどう酒に変わった。信じられないようなことが起こった。それだけではないのです。この話のピークとなる11節にあるように、この「しるし」によって、「弟子たちはイエスを信じた」のです。信じるための「しるし」になったのが奇跡なのです。

私たちは、日々の生活をしている中で、様々な出来事を経験します。人を傷つけ、傷つけられ、誤解され、思い込み、喜び、悲しみ、取り返しのつかない過ちも犯してしまいます。「はい。そこまで。これでおしまい」とピリオドが打たれるのではない。人情とか、人類愛には限界がある。

しかし、神の愛は、それでおしまいではない。主イエスは、そんな私たちでも、「新しく造りかえられる者である」と語るのです。主イエスによって、尽きることのない恵みが与えられているというのです。私たちも弟子たちと同じように、弟子たちの一人として、日々、新たに造りかえられる者です。

結婚式においても、葬儀においても、人生の様々な場面、節目、転機においても、主イエスは共にいて下さいます。人生の喜びの中にあっても、悲しみの中にあっても、いつも私たちを見えるところ、見えないところで支えていて下さいます。尽きることのない恵みによって、罪ある者から、神に愛された者へと変えて下さる。信じない者から信じる者へ、希望なき者から希望に生きる者へ、喜びなき者から喜ぶ者へと、私たちを造りかえて下さるのです。その神の愛によって、歩んでまいりましょう。

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