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日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

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主の年2016年最初の主日です。私たちはクリスマス、新年に「おめでとう」の挨拶を交わしました。「おめでとう」という言葉は「愛でる」という言葉に由来します。「愛でる」とは「あなたを大切に思う」ということです。人生に悩み苦しみが絶えることは決してなくとも、お互いの存在を大切に思いやる「おめでとう」と呼び掛け会う交わりが、御子イエス・キリストを中心として教会という場にあるということは感謝なことです。そして、何より神様からの「おめでとう、恵まれた方」との言葉に包まれていることを信じつつこの年を歩みましょう。

今年は、教会創立120周年の節目の年です。教会の120年とはまずもって主の日の礼拝を守り続けてきた120年です。紆余曲折を経ながらも礼拝を守ってきました。「礼拝を守る」とは、「神様との約束を守る」ことに本来の意味があると思います。イエス・キリストという新しい契約に込められた神の揺るぎない愛を確かめつつ、私たちも真心からの礼拝をもって応え仕えていく、そんな神様との約束としての礼拝を今年も心新たに守りましょう。

「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。」神の言葉は、有耶無耶になったり、口だけに終わるものではありません。「有言実行」と言う通り、まさに初めに「言が有」り、その言葉はイエス・キリストにおいて実行されたのです。そしてこのキリストは、神の「独り子」であったのだということをヨハネ福音書は強調します。つまり、イエス・キリストこの方こそ、唯一無比の、神と人をつなぐホットラインであると告げているのです。神はただキリストにおいて、その言の一切を語り、実行されました。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ福音書14:6)ここでも明確に述べられている通り、神と人を繋ぐ道は一本道であり、神は「一途」に、キリストという道を示してくださり、ここに全力を傾注しておられます。

もちろん他宗教を否定するのではありません。現代が抱える諸問題について宗教間対話は不可欠ですし、宗教を越えた協働が至るところで求められています。しかし、そこで信仰が混合されるのではありません。互いの信仰を尊重しつつ、しかし互いの神を信じあう、あるいは諸宗教の都合のよい部分だけを摘み取って信じることではありません。「宗教は違っても山頂は一つ」と表現されることがありますが、それは登頂した者だけが知り得ることで、すなわち誰にも分からないことです。ただ自分に前に示されている一本の道に信を置き、まだ見ぬものに望みを抱いて歩んでいくのです。神が独り子を道として与え、一途に私たちを導こうとされるその慈しみに信を置いて生きていきましょう。

その道は狭き道、小道(讃美歌509)です。いわば追い越し禁止の一車線です。そうであれば、当然私たちの思い通りにはいきません。時に「渋滞」になりイライラし、眠くなり、待ちくたびれるということもあるでしょう。でも主は繰り返し「待ち望む」ことを教えられます。しかし、それは何もせず呆然と待つということではありません。疲れた者、重荷を負うものの横を颯爽と追い越すのではなく、その一本の道を共にゆっくりじっくり1歩、歩いていくということではないでしょうか。

「わたしたちは皆、この方の満ち溢れる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。」(16節)カトリックの本田哲郎神父は、この箇所をこう訳しています。「わたしたちはみな、この方の内に満ちているものを、好意につぐ好意として頂いた」「好意につぐ好意」という訳に興味を抱きつつ、また別の聖書箇所を思い起こします。「与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。」(ルカ6:38)神様は、押し入れ、ゆすり入れ、溢れるほどに、ご自分を与え、御自らはどこまでも貧しくなられました。飼い葉桶の貧しさがその証しです。ですからわたしたちにとって「なんだこんなもの」という日は一日としてないはずです。新たな年の歩み、その恵みの一つ一つを発見(再発見)させて頂きながら、その恵みを分かち合って歩んでいきましょう。分け合うことは減ることではなく、分け合えばあうほどに実は「恵みの上に恵みを」という驚くべき御業を目撃する者とされることでしょう。

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