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日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

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羊を見失った羊飼いは、99匹を野原に残して探し回ります。そして、ついにめでたく羊を見つけ出した時、彼はどうするかというと、野原に残しておいた99匹のところに戻っていったのではないのです。見つかったその1匹を連れて、喜び勇んで家に帰るのです。そして近所や友達を集めて喜びの会を催すのです。置き去りじゃないですか、99匹…。翌日、この羊飼いは、99匹に復讐されるかもしれません。そして羊飼いの仕事を解雇されるかもしれません。そう、このたとえ話では、ひたすら1匹のことしか考えられていません。野原に残してきた99匹をどうするか、という検討の可能性は皆無なのです。

このたとえ話は「愚かな一人の羊飼いのたとえ」と言ってもよいでしょう。では、この愚かな羊飼いがこだわった一匹の羊とは誰のことかといえば、それは徴税人や罪人たちはもちろん、この時、イエスに対して不平をこぼしていたファリサイ派や律法学者たちことでもあります。7節で言われているような「悔い改める必要のない99人の正しい人」は実在しないのです。「あなたもまた迷い出た一匹の羊、無くなった一枚の銀貨なのだ、そしてわたしの大切な宝なのだ」とのメッセージがここにはあるのです。

あなたを見つけ出し、取り戻すために、主なる神がどんなに必死であることでしょうか。どれほど命がけであることでしょうか。1匹だけを必死に探し回り続けるような羊飼いは、99匹の羊たちに襲われるか、解雇されるだろうと申し上げたことは冗談なのではなく、事実それは主イエスにおいて起きたことでした。主イエスという羊飼いは、どこまでも一人を大切にして仕えてくださいました。それゆえに、この世の権力に妬まれ、十字架で抹殺されました。解雇の話どころではないのです。つまり神の愛とは文字通りに「必死」なのです。いや「必死」さえも越えている愛なのです。そのことがイエスの復活の出来事に明示されているのです。

神様の愛とは「相変わらずの愛」です。永遠の愛、究極の愛、真実な愛、完全な愛、難しく表現することはいくらでもできるかもしれませんが、どちらかというと「相変わらずの愛」といった方が、わたしなどはしっくりきます。 どこにいても、昨日も今日も、「愛変らず」の神様です。時に呆れられるほどに、時に「愚かだ、滑稽だ」と馬鹿にされるほどに、素朴な愛に包み入れられているこの恵みに感謝しましょう。

本日、牧師就任式が執り行われます。これは牧師個人の「就職式」ではありません。教会全体の新しい出発です。時の流れと共に、人も組織も制度も課題も移り変わっていきます。けれども、そこでわたしたちが互いに信じ、踏みとどまるべき福音、私たちが共に歩みながら宣べ伝えるべき福音、分かち合うべき福音には、何ら変わりはありません。「その話はまたいつか」「またその話か」と拒絶されることも厭わず、キリスト者の名で呼ばれることを喜びとし、十字架と復活に示された「愛、変わらず」をこれからも宣べ伝えていきましょう。

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