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サタンの持ちかけた三つの誘惑のうち、一つ目は、「これらの石をパンに変えてみなさい」というものでありました。イエスは、40日間断食していましたので空腹の極みにあるのです。そのイエスに、「お腹が空いているだろう。石をパンに変えて食べればいい。あなたにはその力があるのだから。」甘い言葉でサタンが誘惑をしたということです。

イエスは、貧しい大工の生まれですから、食べられない苦しさを自分の経験として持っていたはずです。つまり石がパンに変わり、際限なく食べ物を得ることができたとしたら、飢えずに暮らすことができるとしたら、どれほどの人が救われるかということを身をもって知っていたということです。すなわち、パンの持つ力を十分に知った上で、自分もまた空腹の極みにあって、それでもなお「人は神の御言葉によって生かされるのだ」と仰ったのです。パンは、豊かさの象徴です。私たちにも非常に魅力的に映るものですし、苦しい生活を送る人々を救う力を持っています。けれども、豊かさだけを求めて生きることは、本当の豊かさや喜びというものには結びつかないのだ、ということをイエスは語られたのです。

次の誘惑は、イエスを神殿の屋根に立たせて、「飛び降りてみなさい。神の子なら大丈夫なはずですよ」という誘惑でした。エルサレム神殿は、何と50m程の高さがあったと言われています。ビルにたとえると15階ぐらい。落ちたらひとたまりもなく死んでしまうような高さです。けれども「そこから飛び降りるという奇蹟を見せられるのであれば、どんな人もあなたのことを信じるでしょう。飛んでみなさい」サタンはイエスにそう囁きかけたのです。

最後の誘惑は、世界中が見渡せる山の頂きにイエスを連れて行って、「神ではなく私を崇拝するなら、この世界の全てをあなたにあげようじゃないか」という誘惑でありました。つまり、権力です。「誰よりも権力があれば、それこそたくさんの人を動かし、救うことができるじゃないか。」サタンはそうイエスに持ちかけるのです。

しかしイエスはこれらの誘惑全てに、「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」そう語り厳然とNOを突きつけられたのです。そのようにしてサタンを追放して、その代わりに、天使がイエスの元にやって来た。それが今日の物語なのです。

確かに、豊かさや、奇跡的な力や、権力は、私たちの目にはとても魅力的に映るのです。お金があれば豊かな生活が送れますし、安心します。人ができないことができれば、優越感に浸れます。人の上に立って偉くなれば、理不尽な思いをすることも減るでしょう。富、力、権力、そういうものがあれば、今よりもっと楽に、豊かに生きて行くことができるように思えるのです。しかしそれが、サタンが私たちの耳元で囁く誘惑の言葉なのです。イエスは豊かさでなく、力を使わず、権力に頼らずに、人間の目から見れば、無力で貧しく、愚かにさえ見える生き方をされました。富の代わりに、力の代わりに、権力の代わりに、イエスが持たれたものは愛でありました。

富の代わりに愛を与えて、権力や神の子としての力で人を支配するのではなく、徹底して人を愛で包むという道を歩まれたのです。聖書はこの誘惑の物語とイエスの言葉を通して、「様々な誘惑がこの世界にあり、いつもあなたの耳元でサタンが囁いている。けれども、いつ、どのような時も、御言葉に向かって、聖書を通して明らかにされる神の愛を生きて行きなさい。それが、本当の豊かさや、本当の生きる力や、本当の喜びをもたらしてくれるのだ。」そのように語りかけているのです。

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