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日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

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イエス・キリストがガリラヤ湖畔で教えられ始めた時、そこには大勢の群衆たちが集まってきたといいます。イエス・キリストの噂を聞いて、病を癒やされたいと願ってきた人、悩みを抱えて解決してほしいと思い集まってきた人々がいました。そこで話されたのが、「種まきのたとえ」でありました。けれど、群衆たちはイエスが当たり前のことを話されたことにひどく落胆したといいます。

2000年前のユダヤ人にとって種まきは生活の一部でありました。種まきの方法は二通りあって、一つは農夫が種を鷲掴みにして、畑の中にまき散らしていく方法です。もう一つは、ロバの背中に種の入った袋を背負わせておいて、袋のすみに穴をあけておき、ロバが歩くとそこから種が落ちていく、という手法です。どちらかといえばこちらが主流であったそうです。どちらにも共通して言えることは、無駄になってしまい、芽を出すことなく枯れてしまう種がたくさんあることです。当時の農夫は沢山種を蒔いて、良い土地に落ちて育っていく種のことだけを考えていたのです。けれども、今日皆さんと共に聴いたイエス?キリストのたとえ話ではイエス・キリストは悪い土地に落ちた種にも心を配っていることが分かります。

農夫が種を蒔く広い土地のなかには、柔らかな良い土地もあれば、石だらけの土地もありました。わたしたちが持っている心の土地も、必ずしも平坦ではありません。わたしたちの土地は、よく耕された所もあれば、石がゴロゴロと転がっている場所もあるのです。そして、わたしたちの土地から石や茨が無くなることはないでしょう。なぜなら、わたしたちはこの世に生かされて、自分を取り巻く様々な事柄や人間関係のなかを生きているからです。イエス?キリストを知っているからといって、悩みがなくなるわけではなく、心から人を受け入れる大らかさが養われるわけでもありません。時には何をしても落ち着かず、イライラしてしまい、神様の言葉を聞きたいと思っても、素直に心に落ちてこない日もあります。心の土地に石ばかり落ちてしまっていることもあるのです。

イエス・キリストは、種まきの話をする時、「よく聞きなさい。」という言葉で話し始められ、最後には「聞く耳のある者は聞きなさい。」と宣言されました。聖書には命令口調で書かれていますが、実際の表現は「どうかよく聞いて欲しい。そして神の言葉を、あなたの土地に受け入れて欲しい。」と呼びかけられたのです。石や茨もあるわたしたちの土地です。しかも、神から蒔かれた御言葉の種がいつ芽を出すのかは、人間には分かりかねます。土に蒔かれた種が、長い年月を経てから芽を出し、花開く。その日、その時は神にしかわかれないけれども、時を経て、たった一粒の種から神が豊かな実りを備えていてくださいます。そのことを信じて、あなたも御言葉の種を蒔き続けなさい。そしてわたしたちも神から、御言葉の種を蒔かれ続けていることに感謝を忘れずに生活していきましょう。

わたしという土地に蒔かれた御言葉の種は、人の力だけではなくて、神様がわたしたちの土地を少しずつ耕し、育てて下さいます。石をどけ、茨を端によけ、柔らかな土を注いでくださって、蒔かれた種を十分に吸収できるように整えて下さるのです。そこに主の希望があります。「あなたが今、どんなに石だらけの土地であろうとも構わない。わたしがあなたの土地を良い土地としようではないか。だから安心して、ゆっくりと御言葉の種を蓄えていきなさい。」種まきのたとえは、主の愛の現れであり、主の希望です。神様が人の思いを遥かに超えて、素晴らしい収穫を備えていて下さることを信じて、またわたしたちに蒔き続けて下さる御言葉に感謝しながら歩んで参りましょう。

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