札幌 納骨堂 札幌市中央区 貸し会議室 納骨堂/クリプト北光

日本基督教団 札幌北光教会 日曜礼拝 木曜礼拝 牧師/指方信平、指方愛子

札幌北光教会/トップお問い合わせ
札幌北光教会/トップキリストの招き平和宣言過去の信仰告白オルガン結婚式・葬儀アクセスマップfacebook
教会案内礼拝案内集会案内牧師紹介/説教納骨堂/クリプト北光貸し会議室

>札幌北光教会/トップ  >牧師紹介・説教  >神とみ言葉にあなたがたをゆだねます


キリスト教はもともとユダヤ人の宗教でしたが、パウロはキリスト教を世界の人々へと広げたという意味で大きな貢献をした人でした。パウロはユダヤ人たちが中心のエルサレムの教会から疎まれながら、命がけで地中海全体に教会をつくって、非ユダヤ人の多くの人にイエス・キリストを宣べ伝えたのです。

そういうパウロの働きは、エルサレムにいるユダヤ人たちにとっては、許しがたいもののように思えましたが、パウロはどんなに抵抗があっても、自分の確信を曲げることなく、邁進したのです。

パウロは、やがて世界の都であるローマに行きたいと考えていましたし、さらにその先にある、スペインやポルトガルまで行きたいと願っていました。けれども彼は、その前にエルサレム教会を訪ね、地中海の至る所にキリストの教会が新たに生まれ、育っているという事実を伝えなければならないと決意しました。エルサレム教会はユダヤ人だけで固まり、パウロが生み育てた非ユダヤ人が中心の教会が分裂してしまうことを危惧したのでしょう。これらの教会がエルサレム教会のことを覚えていることのしるしに、彼らからの献金を届けたいと願ったのです。

しかし、ユダヤ民族の裏切り者というレッテルを貼られているパウロがエルサレムに行くことは、危険きわまりないことでした。パウロ自身その危険を十分承知でしたが、その道を進んだのです。

旅路の途中、ミレトスにはエフェソの長老たちを呼んで、遺言のような説教をしました。これは、パウロが最後に愛する教会の長老たちに言い残したことばなのです。

教会という群れを世話し、守っていくように願います。これはわたしたちのことばで言うと、「交わり」です。教会において愛の交わりが実現していることが大切なのです。それは不完全、不十分かもしれませんが、それでも愛の交わりを形成して行かなければならないのです。

教会はすべての人に開かれているのですから、油断をすると「残忍な狼」が入り込んでくる可能性があるのです。外敵だけではなくて、内部からも崩壊させようとする人が現れます。

だからこそ、わたしたちはいつも聖書を真剣に学んでいなければなりません。み言葉だけが真理だからです。

教会に関わると、とても平安で、嬉しいことばかりだとイメージするのですが、パウロは「夜も昼も涙を流していた」と言います。パウロがそうだとしたら、わたしたちが教会に関わって「嬉しい、楽しい」だけで済むはずはありません。

けれども、涙を流して泣いているだけではありません。目を覚ましているのです。目を覚まして、真理の到来を見つめているのがキリスト者だというのです。「涙を流す」ような状況で、しかし、そこにキリストが存在することを見つめているのです。

困難があることは分かっています。自分がいれば、いろんな助言ができるでしょう。助けができるでしょう。指導ができるでしょう。しかし、パウロは離れていくのです。離れざるを得ないのです。愛するけれども、離れざるを得ないのです。困難の中に置かれるだろうことが予想されているけれども、彼自身は何もできないのです。

その中で彼は「神とみ言葉にあたがたがをゆだねます」と語りました。み言葉にゆだねるのです。み言葉が人を造り上げるのです。

わたしもまた、札幌北光教会の牧会を終えます。けれども、私たちは最高の道を知らされています。神とみ言葉にあなたがたをゆだねます。どうぞ、み言葉に立つ教会、み言葉を分かち合い、み言葉によって励まし合う教会を築いていただきたく願います。

前のページに戻る

お問い合わせ北光幼稚園

個人情報保護方針について