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イエス・キリストは数々の奇跡を行いましたが、その中でもこの五千人の給食は、もっとも有名なものの一つです。こんなことが出来ればと思いますが、奇跡を起こす秘訣はあるのでしょうか。

弟子たちは宣教の旅から帰ってきたところで疲れていたはずです。イエスは彼らに休息を与えようと一行で人里離れたところへ向かいます。ところが群衆はイエスを求めてそこまでやってきたのです。イエスは彼らを見て、お話しになり、癒しをされて迎えられました。

イエスが迎えられたのですから、弟子たちも疲れた体を叱咤してイエスの手伝いをしました。しかし、夕暮れが迫ってきたときに弟子たちはイエスに「群衆を解散させて下さい」と頼みました。ようするに「夕食のは面倒は見切れない」という弟子たちの本音が透けて見えます。群衆のためを思っての言葉でありながら、じつは、愛のないことばです。

その弟子たちにイエスは「あなたが彼らに食べ物を与えなさい」と言いました。彼らが持っていたものは、パン五つと魚二匹だけでした。これは自分たちだけで食事をするにしても十分ではないという量でした。自分が持っているものは少なすぎて何の役にも立たないということを彼ら自身が知っていたのです。けれども、イエスはその弟子たちに「あなたがやりなさい」と言われたのです。

弟子たちはこの言葉を聞いて戸惑ったでしょう。しかし、イエスはその戸惑う弟子たちを用いられました。

イエスは弟子たちを用いて、みんなを座らせました。イエスは五つのパンと二匹の魚を手に取り、これを祝福して、弟子たちを用いて分けたのです。すると「すべての人が食べて満腹した」というのです。

ここには雑多な人がいたでしょうし、病の人も、怪我の人も、障がいに悩んできた人もいたでしょう。あるいは、イエスの活動を調査に来たスパイもいたかもしれません。すべての人に分けられたパンと魚が配られたのです。そしてすべての人が充足したというのです。このすべての人には弟子たちも含まれていて、弟子たちも充足したのです。

自分の持っているもので、五千人給食をせよと言われると、私たちにはできるはずはありません。けれども、イエス・キリストが「あなたがたが」といわれるので、その言葉を根拠に進んでいくのです。「お前は十分なパンを持っているから行け」と言われているのではありません。「お前は能力を持っているから行け」でもなく、イエスはこう仰っておられるのです。「わたしが一緒にいるから行きなさい」

私たちは自分の力でなんとかしようと四苦八苦して日々を過ごしています。しかし、私たちの力はたかがしれています。どんなにがんばっても明日の自分の生命さえ守ることはできないのです。

かつて「このまま死ぬかな」と思ったことがありました。意識が薄れていく中で、死んではならないという思いと、死ぬかもしれないという、恐怖心との戦いだったのですが、不安の中で口をついて出た祈りは、「神様、神様」でした。そしてその時一つの讃美歌が心の中に響いたのです。♪主に任せよながみを。主は喜び助けまさん♪その時、不思議なことに平安を得たのです。

主に委ねられるのです。神はあの群衆と同じように私たちを深く憐れんで下さっているのです。そしてこの神の憐れみが力となって、奇跡が生じるのです。

神は私を憐れんで下さっている。そして人々を憐れんで下さっている。その神の愛を信頼して、今自分の持てるものを差し出していくのです。それがたとえ「二匹の魚と五つのパン」であっても良いのです。そこに神の奇跡がおこるのです。私たちが起こすのではありません。イエスが私たちの中心にいて働いて下さるのです。その時、とるに足らないものが、神の奇跡のわざとして用いられるのです。小さく、弱く、貧しいものを、イエスは用いて下さるのです。いいえ、神はあえて小さきものを用いて下さるというのです。私たちの小さな力、持ち物を用いようと仰って下さるのです。

あなたが行いなさい。資格も力も可能性もない私たちにそう呼びかけて下さるのです。私たちは、ただイエス・キリストを信頼して、その呼びかけに応えればよいのです。

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